國高diary
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2022/9/6

【3年】講演会

オックスフォード大学国際開発学部准教授の小俣直彦先生をお招きして、3年生を対象とした講演会が行われました。
過去に本校のイギリス研修で、同大学にて本校生徒向けに講義をして戴いたご縁があります。
小俣先生は難民の経済活動を文化人類学に基づいて研究されており、1年の半分はアフリカ大陸で過ごされているということです。
幼時からの海外暮らしを経たのち東京大学を卒業されます。国内の銀行に勤務されますが、国際問題を研究したいという思いがあったため、米国の大学院を修了されます。国連機関そしてNGOで働かれながら、難民関連の諸問題を解明するためには、実務家よりも研究者になるのがよいとお考えになり、ロンドン大学へ入って博士課程を修了されます。その後、オックスフォード大学国際開発学部難民研究センターに勤務され、現在は准教授を務められています。
「知識を整理して体系化することが理論で、その理論は、感覚的なものではなく科学的に収集されたデータにより成立する」「武力ではなく、データに基づいて科学的に、暴論に対抗することが大事」「難民研究とはさまざまな学問分野を統合したようなものだから、中学・高校での学びが活かされる」「勉強、スポーツ、文化活動が存分にできるゴールデンタイムは、長くても大学まで」「自分が生きることを認めると同時に、相手が生きることも認める」「難民を救うにはまず、身近にいる不遇な人のことを慮って行動を起こすことが大事」といった、どのお言葉も頷かされ、胸に響くものでした。
自身の人生設計において重要な時期にある3年生たちは、いま学べることをしっかり吸収しようという気になってくれたことと思います。