メニュー
閉じる
Curriculum

カリキュラム

大学受験への対応として、重点科目は単位数を増加。
充実した学習指導ができるように配慮されています。

高校3年間で大学受験に対応できるようにカリキュラムを設けています。1年次では芸術科目の他は、すべて同じカリキュラムです。主要3教科には増加単位を設け、基礎学力の充実を図っています。2年次では文系・理系のコースに分かれ、選択科目によりクラスが編成されます。3年次になると、演習的な内容が増えます。

2024年度入学 教育課程表

カリキュラムの特色

多様な進路目標に幅広く対応

例年、国学院大学へ学校推薦型選抜で進学する生徒は約20%です。都内の難関私大を目指す生徒も多く、2024年度入試のGMARCH現役合格は421名となりました。早い段階から国公立大学受験に対応できるように、授業カリキュラムや講習を組んでいます。また、1年次から「国公立大学受験ガイダンス」を実施し、国公立大学受験の仕組みや、個別入試の研究の仕方、5教科受験の学習の進め方等についてアドバイスを行っています。

普段の授業が難関私大合格につながる

長期休暇中の講習や普段の小テストによってきめ細やかな指導を受けることができます。また,授業終了後も質問や話をしに行く生徒が多く、先生方と距離が近いのが特徴だと思います。2年生からは文系,理系,ソフトサイエンスのコースに分かれ、より自分の興味がある分野や大学受験を見据えた授業を受けることができます。大学受験や将来の進路実現に向けて生徒それぞれが頑張っていくことができます。

季節講習・授業動画による国公立受験対策

普段の授業では、先生方の丁寧なご指導や小テストなどにより知識を定着させることができます。長期休暇中の講習では、グレード別に分かれた文理別の全員講習や、自分の進路に合わせた講習も用意されており、より深い知識の定着に役立っています。また、全員参加の英検講習では英検の取得に向け、外部講師の先生方の授業を受けることができます。その授業のお陰で合格に向けての力が付きました。

チャレンジクラス(対象:文系2・3年生)

國學院大學への学校推薦型選抜や学校選抜型推薦(指定校制)を利用せずに、一般選抜で難関大学合格を目指すクラスです。一般的な他校の特進クラスと異なり、希望者の中から選抜を経て結成されます。使用教材や定期考査は他クラスと変わりませんが、全員が高い志をもっているため、自然と授業の進度が速くなり、発展的な内容にも取り組んでいます。またクラス替えがないため、クラスメートとの深い信頼関係を築くことができます。勉強だけではなく、行事やクラブ活動にも全力で取り組み、高め合う雰囲気は、常に前向きな刺激を与えてくれています。

時間割例(現行カリキュラム) 2023年度のカリキュラムに基づく時間割の例です。

文系クラス(2年次のモデル)

理系クラス(2年次のモデル)

主要教科の学び

国語科

大学付属の高校単独校でありながらも、科目数・単位数の充実に加え、それぞれの進路選択に合わせた科目設置を行うことで、大学入試を前提とした確かな国語力を養います。1年次の「現代の国語」では近代以降の論理的文章、「言語文化」では古文・漢文を中心に学びます。2年次ではそれぞれの進路選択にあわせ、大学入試を見据えた学力を養うための科目を設置しています。文系では「論理国語」「文学国語」「古典探究」の3科目、ソフトサイエンスでは「論理国語」「国語講読」の2科目を設置しています。また理系の国公立大志望者に向けて選択講座「国語演習」を設置し、共通テスト対策の演習を行います。長期休暇中には文系生徒を対象に「全員講習」を行い、短期集中で古文・漢文の強化学習を行います。3年次では、文系は引き続き「論理国語」「文学国語」「古典探究」の3科目、ソフトサイエンスでは「論理国語」の1科目となりますが、入試に向けた実践的な授業となっていきます。また、理系とソフトサイエンスの生徒を対象とした任意の選択科目「国語演習」を設置し、共通テストに向けた実践的な授業を行います。

地歴公民科

1年次は「歴史総合」と「公共」を履修します。歴史的分野と公民的分野の基礎的内容を学ぶことで、文系を選択する生徒が2年次に向けての科目を選択する足掛かりとします。文系の2年次では、「日本史探究」・「世界史探究」・「政治経済」のうち、1科目を選択します。選択した科目を受験科目として決定し、3年次でも授業時間を増加して学習し、難関私立大学を中心とした受験対策を行なっています。また、「地理総合」は文系・理系ともに2年次に履修します。3年次には「地理総合」や「地理探究」を中心とした共通テスト対策の選択講座を設置し、国公立大学受験への対策を行なっています。

数学科

薬学、看護、獣医、理学療法、作業療法、臨床検査、農学などの学科を志望する生徒の大学受験を見据えて、理系の中でも数学Ⅲを履修しないクラスの設置をしています。このクラスの3年次には、本校独自の「数学演習」という科目を設置し、3年次のスタート時から受験対策の授業を実施しています。また、2年次の数学Bの授業の中で数学Cの「ベクトル」分野まで学習を終えるため、こういった学科を目指す多くの生徒は3年次で数学Cを履修せずに受験でき、効率的に受験勉強に向かうことができます。一方、数学Ⅲを履修する生徒に対しては、数学Ⅲで2単位、数学Cで1単位増加して授業を行うため、3年の1学期中には全ての分野の内容を終え、受験対策の授業へと移ることができます。1、2年次では大きな増加単位を行っていませんが、普段の授業では教科書を進め、長期休暇中の全員講習でじっくりと復習・演習を行うことで、高校単独校でありながらも先取り学習を可能にしています。

理科

理科のカリキュラムは受験に向けてできるだけ効率よく履修できるように考えています。1年次は将来文理ともに比較的汎用性の高い「化学基礎」と「生物基礎」を履修し、文系でも国公立受験に必要な共通テストに対応できるようにしています。また2年次以降の理系では標準単位よりも授業時間を増やし、より専門性を高め、応用的な問題にも対応していけるようなカリキュラムにしています。理系の3年次には、受験のメイン科目にしっかりと注力していけるように、国公立二次試験や私大受験にフォーカスしたカリキュラムになっています。

英語科

英語科では大学入試での進路実現はもちろん、豊かな国際感覚を身につけたグローバルな人材育成に取り組んでいます。また、卒業時に全員が英検2級を取得していることを目標とし、春・夏・冬の各講習期間に必修の英検講習を設置しています。1年次の「英語コミュニケーションⅠ」(4単位)と「論理・表現Ⅰ」(2単位)では、単語アプリによる効果的な語彙の定着と基礎的な文法事項の習得を目指しつつ、充実した英語でのコミュニケーションを可能にする活動を多数取り入れています。2年次の「英語コミュニケーションⅡ」(4単位)と「論理・表現Ⅱ」(3単位)では、より発展的に4技能を育成しながらも、大学入試問題に対応できる力を養う指導をしています。3年次の「英語コミュニケーションⅢ」(4単位)と「英語演習」(3単位)では、共通テストから国公立や難関私立大学に向けた実践的な問題演習を取り入れています。また、ネイティブ講師による英検二次対策やライティングの添削指導も定期的に実施しています。