國高diary
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2019/8/3

バンクーバー語学学校研修報告④

他コースの全語学研修生徒が無事に帰国を終え、継続中の研修は本コースのみとなりました。
バンクーバー語学学校での、2週間目の様子をご報告します。
 
週明け、7月29日(月)の朝。
体力の消耗も心配していましたが、生徒全員がきちんと時間内に登校しました。
体調不良を訴える生徒もおらず、ひと安心です。
週末の話を聞いてみると、ホストファミリーとビーチでBBQをしたり、ショッピングモールに出掛けたり、Playland at the PNEという遊園地を訪れたという声が。
他に、花火を観に行ったという生徒もいました。
これは“Celebration of Light Fireworks”と呼ばれるバンクーバー夏の風物詩で、毎年日ごとに異なる3カ国が音楽に合わせて花火を打ち上げ、その優美さや迫力を競い合うイベントです。
「疲れて家でゆっくり休んでいるのだろう」という予想とは裏腹に、ホストファミリーや友達と活動的に過ごした生徒も多かったようです。
週末に回答してもらったアンケートの結果を見ると、研修に関わるどの項目での評価も非常に高く、大変恵まれた環境にいることを彼ら自身が実感できている様子。
「もう、1週間しかないのか…」と呟くその表情に、瞬く間に過ぎ去る時の残酷ささえ感じます。
この頃になると、ロビーで他国の生徒と挨拶を交わす姿も、すっかり自然なものになっています。
 
今週は、午前中に通常どおりレベル別の少人数授業を受け、ランチを食べた後は國學院高校の生徒たちで1つの教室に集まりました。
それぞれ午後は、本研修恒例の特別プログラムである「プレゼンテーション」の準備と練習に特化します。
最終目標は、2人一組を作り、現地での生活についてスクリーンを用いて英語で発表をすること。
バンクーバーという街の魅力や、St Gilesでの学校生活、お世話になっているホームステイ先のことに至るまで、テーマは様々です。
一組あたりの持ち時間が7〜10分と長いので、より充実した内容と入念な準備が必要でしょう。
滞在中の写真をスライドにまとめ、原稿を練り上げて、前日にはリハーサルまでを終えます。
15時20分の授業が終わってなお、熱心に準備を続けていた生徒もいました。
勿論、発表内容だけでなく、英語でプレゼンテーションをする際の作法や技術にも気を配るのが、この語学学校での研修。
特に、日本人生徒が苦手と言われるアイコンタクトや効果的なジェスチャーについても、きちんと練習します。
 
そして迎えた8月2日(金)、学校で過ごす最終日。
最後まで1人の欠席者もなく、この日を迎えることができました。
少し緊張した面持ちで登校する生徒の様子からは、準備してきたプレゼンテーションに対する思い入れの強さを感じます。
当日昼休みが終わる直前まで、忙しなく練習している姿がとても印象的でした。
午後13時半過ぎに、授業を担当してくださった先生方や、St Gilesでの生活をサポートしてくださったスタッフの方に見守られながら、いよいよ一組ずつ発表が始まりました。
照れる気持ちを抑えて、教わったことを懸命に出し切ろうとする生徒たち。
前日のHRで彼らに伝えたように、これもお世話になった研修校の方々へ、感謝の気持ちを表現する1つの機会です。
色合いや文字のフォントに至るまでこだわって工夫を凝らしたスライドを披露しながらも、意識的に画面や原稿から目を離して、しっかり聴衆の方を向いてます。
発音1つ1つへの気配りも出来ており、展開も見事で、非常に丁寧で想いの詰まった発表が続きました。
コント仕掛けの一幕や、質問を投げかけたり、所謂「小ネタ」を交えたユニークな内容に、何度も会場が沸きます。
スピーチの締め括りには、感謝や寂しさ、また本研修を更なるモチベーションに、今後の抱負を述べる生徒もいました。
一方、彼らの聴き手としての態度も立派で、相槌を打ったり拍手を送ったりしながら、そのことが発表者の背中を押してくれていたように思います。
まさしく発表者と聴衆が一体となって作り上げる温かい空間で、全員が本当に堂々としたプレゼンテーションを行い、会場は感動的な雰囲気に包まれていました。
たった2週間の研修で、これほどまで落ち着いて、英語で自分らしさを存分に発揮できるようになったという事実に、生徒たちの秘める可能性を感じずにはいられませんでした。
最後に修了証を受け取る彼ら自身も、達成感と共に誇らしげな表情を浮かべています。
研修校のスタッフと熱い握手を交わし、カラフルな特製カップケーキのサプライズプレゼントも。
その後は、それぞれ写真を撮ったり、中には授業を担当してくださった先生にスピーチのフィードバックを貰いに行く姿もありました。
思い返せばこの2週間、ロビーで研修校の方々とお会いする度に、生徒たちの様子を心からの言葉で褒めていただいていました。
胸を張って、語学学校での授業を「やり切った」と言えるのではないでしょうか。
 
続く8月3日(土)は、ステイ先で過ごす最後の週末です。
ホストファミリーとの残された僅かな時間を共有し、翌4日(日)の昼には、2週間前に彼らと出会った駐車場へと再び集合する予定になっています。
寂しさだけでなく、これまでお世話になった感謝の気持ちを悔いなく伝えられるでしょうか。
 
(次回は最終日の様子と合わせて、帰国便のフライト情報をお伝えします。お迎えの際は、ご参考になさってください)