修学旅行

(放送部員)

4泊5日の修学旅行を終えて、様々な思い出が心を駆け巡っている。それほど、様々な点で充実した旅行だった。今回の萩・九州旅行は、人数などの都合上、A・Bの2班に分かれて行動した。それにより萩と九州、どちらを先に旅行するかが変わる。

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僕たちB班は、九州を先に旅行した。まず、太宰府天満宮を見学。過去・現在・未来を司る橋がかかっていて、過去橋では振り返ってはならない、というように、それぞれの橋に決まり事があった。本殿では来年の大学受験合格祈願をしてきた。飛梅にちなむ名物、梅ヶ枝餅、梅アイスなるソフトクリームなど、梅と名の付く食べ物が目立った。初日から面白いものを沢山見て盛り上がった。

2日目は、長崎の自主研修ということで、少し緊張していた。原爆資料館、平和祈念公園にて平和の尊さ・ありがたさを感じ、その後各班ごと事前に決めたコース通りに、また気の向くままに見学して回った。教会、グラバー園、オランダ坂、中華街、お祭り「長崎くんち」で有名な諏訪神社など、西洋と東洋の文化が交じり合った、魅力的な町であった。またいずれ訪れたいと思った。

3日目は、朝から雲仙地獄巡りが待っていた。硫黄の匂いが立ち込め、水蒸気が噴出す源泉地帯を歩いていくというものである。朝食後宿舎を出て港まで移動し、フェリーに乗り込む。エサ目当てに飛んでくる鳥たちと触れ合いながら、しばらく海上の船旅を楽しむ。その後熊本城へ行き、続いて柳川の「北原白秋生家」へと向かった。生家、とあるとおり、当時の生活がしのばれる古風だが趣のある造りの家だった。そして最後に、柳川舟下り。船頭さんの語りや調子のよい歌声が印象的だった。慌ただしい旅の中で、その時だけは時間がゆっくり流れていた。

さて、4日目に入ると、いよいよ九州とはお別れし、舞台は山口県萩市に移る。昼食後、東光寺、吉田松陰の墓所、伊藤博文旧宅、松下村塾、松陰神社などを廻る。幕末の日本を動かした人々の思いに触れることができたような気がした。その後、自転車に乗っての楽しい自主研修がスタート!―と思いきや、突然の雨。これによってサイクリングを断念する班もあり、徒歩班とサイクリング班に分かれたが、皆なんとか無事に戻ることが出来た。宿舎では、旅行最後の夜ということで、だいぶ異常なハイテンションで過ごした。

最終日。まだ旅は終わらない。秋芳洞の感動もさることながら、秋吉台の夏みかんソフトの味もまた忘れられない。いよいよ國學院高校の修学旅行初の飛行機による帰京。みんな興奮を隠せないようだ。しかし驚いたことは、なんと機長さんが本校の卒業生であったことだ。粋なアナウンスで分かった。何か不思議な縁を感じずにはいられない。到着してロビーに着いたら解散ということで、ロビーに向かうと先に到着したA班の先生がお出迎え。なんだか懐かしかった。

校長先生の言葉にもあったが、今回の旅行は、本当に多くの人の支えがあったという事を実感した。挙げていけばきりがない程、多くの人が助けてくれた。その全ての人々に、「感謝する心」を持つこと、全ての人に素直に感謝できる人間でありたい。そして、月並ながら全ての人にこの場を借りてお礼を言いたい。「最高の思い出をありがとう」と。

こうして、5日間に及ぶ旅は幕を閉じたのである。